プレスリリース

エクソルの低反射(防眩)太陽光パネルが「2025年度グッドデザイン賞」を受賞太陽光発電の新しいスタンダードとして評価されました

2025年10月15日(水)13時30分
太陽光発電システムの設計・建設・メンテナンスを全国に提供する株式会社エクソル(代表取締役社長:鈴木 伸一、本社:東京都港区、以下「エクソル」)が開発した「低反射(防眩)太陽光パネル」が、2025年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞いたしました。本製品は、従来の太陽光パネルと比べて光の反射(反射光)を約90%低減し、眩しさによる近隣への影響を大幅に軽減した点や、都市部など設置が難しかった環境での普及促進につながる社会的意義が高く評価されました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/550091/LL_img_550091_1.jpg
低反射(防眩)太陽光パネル

【反射光を抑えた太陽光パネル誕生の背景とグッドデザイン賞の受賞】
2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、全国で太陽光発電の導入が進む一方、太陽光パネルの反射光による眩しさが近隣住民や周辺環境に与える影響が課題となっていました。こうした背景を踏まえ、エクソルは反射光を大幅に低減し、都市環境にも調和する「低反射(防眩)太陽光パネル」を開発しました。
本製品は、太陽光パネルの表面ガラスに独自の防眩加工技術「AG(アンチグリア)加工」を採用しています。この技術により、ガラス表面に微細な凹凸を形成して光を広く分散させ、反射光を従来比で約90%低減しました。これにより、太陽光パネル特有の反射による眩しさを抑えることが可能になりました。さらに、パネルのフレームやバックシートなどの部材をすべて黒で統一するフルブラックデザインを採用しています。
これらの特長により、住宅密集地や小売店舗・工場・倉庫など反射光の影響が懸念される環境や、景観への配慮が必要な地域でも設置できるようになりました。こうした取り組みを通じて、太陽光発電の新しいあり方として「地域との共生・共創」を実現することを目指しています。
この点が高く評価され、本製品は2025年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。審査員からは反射光を約90%低減した技術力と、都市環境に調和するデザインによって、太陽光発電の新しいスタンダードを示したとの評価を受けています。


【グッドデザイン賞審査員の評価コメント】
従来の太陽光パネルが抱えていた「反射光の眩しさによる近隣への影響」という課題を約90%の反射低減で解決した点が評価される。都市部や住宅密集地では反射光が設置障壁となっていたが、本製品はその背景に応え、太陽光発電の普及を後押しする社会的意義を持つ。住宅密集地域など近隣への太陽光パネルからの反射光を配慮で設置を諦めていた物件や、北面屋根など従来は難しかった場所への設置可能性も広がり、今後老朽化した住宅や都市環境での導入促進が期待される。ガラス表面のAG加工による防眩性能と、フルブラックデザインによる屋根との一体感は、景観性と機能性を両立させた点で新しいスタンダードを示している。


【今後の展開】
今回のグッドデザイン賞受賞を契機に、「低反射(防眩)太陽光パネル」をより多くの方に知っていただき、近隣への配慮や景観を理由に諦めていた方にも改めて設置を検討いただくきっかけを作っていきたいと考えています。また、「眩しいのは未来だけでいい」という本製品のコピーが示すとおり、持続可能な社会の先にある未来を明るいものとするため、引き続き太陽光発電の普及に尽力いたします。

本件に関するより詳しい内容をご希望でしたら、当社ではマスコミの方の取材お申し込みを随時受け付けておりますので、是非お問い合わせください。


【会社概要】
名称 : 株式会社エクソル
代表 : 代表取締役社長 鈴木 伸一
本社 : 東京本社 〒105-0012 東京都港区芝大門2-4-8 JDB ビル
ホームページ: https://www.xsol.co.jp/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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