プレスリリース

「OPTiM スマート農業サービス 2025」を開催

2025年01月24日(金)11時00分
AI・IoT・ビッグデータプラットフォームのマーケットリーダーである株式会社オプティム(以下 オプティム)は、2025年1月23日に「OPTiM スマート農業サービス 2025」を開催いたしました。
本イベントでは、国内最大のドローン散布DXサービス「ピンポイントタイム散布サービス(PTS)」の2024年度実績とともに、ドローン散布DX関連サービス・テクノロジーを一挙発表いたしました。


■「OPTiM スマート農業サービス 2025」について
「OPTiM スマート農業サービス 2025」は、2025年1月23日にオプティム 佐賀本店にて開催いたしました。生産者様、自治体様やJA様と取り組んできたドローンによる共同防除サービスの実績や成功事例のご紹介、「ピンポイントタイム散布サービス」がもたらす効果等を中心に発表いたしました。
なお、「第26回全国農業担い手サミットinさが」と同日開催といたしました。


■「ピンポイントタイム散布サービス」とは
国内初※2の、ドローンを活用した幅広い農作物に対する散布DXサービスです。これまで一般的だった無人ヘリコプターなどによる散布業務だけにとどまらず、散布作業全体をDX化します。これによって、生産者の皆様には、高品質な農薬散布の実施で防除効果の向上、収量・売上の向上をもたらします。また共同防除の場合には、防除組合様やJA様に、DX化による大幅な作業負担の軽減(当日の散布作業の立ち合い不要など)をもたらします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/424019/LL_img_424019_1.png
「ピンポイントタイム散布サービス」とは

「ピンポイントタイム散布サービス」の詳細はこちら:
https://www.optim.co.jp/agriculture/services/pts


■「OPTiM スマート農業サービス 2025」発表内容
1. 数値で見る2024年度「ピンポイントタイム散布サービス」の実績
2024年度の水稲防除における実績では、26府県133市町村のエリアにて、約100防除組合・JA様等のお客様に約26,000ha、約11万圃場でご導入いただき国内ドローン散布サービスにおいて最大規模となりました。また、今年度「ピンポイントタイム散布サービス」をご利用されたお客様にご評価いただいた結果、94%以上ものお客様に2025年度の継続利用意向、92%以上のお客様から利用拡大意向をいただいております。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/424019/LL_img_424019_2.png
2024年度「ピンポイントタイム散布サービス」の実績
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/424019/LL_img_424019_3.png
2024年度「ピンポイントタイム散布サービス」の提供エリア

2. AI適期防除効果(従来の無人ヘリコプター防除委託との比較)
「ピンポイントタイム散布サービス」では、AIによる適期散布を実現しています。従来の一律日程による無人ヘリコプター散布の一般的なデータと、オプティムが実施・検証したAIによるドローン適期散布を比較した結果、着色粒※3による等級落ちが大幅に削減し、平均約60%※4の品質向上に寄与しました。品質が向上することで、収量が増え売上の向上にも期待できます。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/424019/LL_img_424019_4.jpg
従来の無人ヘリコプター防除委託との比較

3. 「ピンポイントタイム散布システム」の概要
◆主な機能
・散布デジタルマップ作成(特許出願中)
圃場のデジタルマップを作成します。独自のAIを用いて散布対象の地番の正確な位置を特定し、散布効率のよいマップ作成が可能です。

・パイロットルーティング(特許出願中)
独自のAIが18万パターン以上の演算を行い、パイロットのシフト管理、当日散布を効率的に行うための最適な散布ルートを作成します。

・散布状況可視化
遠隔でリアルタイムに当日の散布進捗を確認することが可能です。

◆画面イメージ
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/424019/LL_img_424019_5.jpg
「ピンポイントタイム散布システム」の画面イメージ

■今後の展開
オプティムが2022年より実施してきた水稲での「ピンポイントタイム散布サービス」の経験やノウハウを基に、今後は柑橘類をはじめとして、大豆・枝豆、麦、ネギ、カボチャ、サツマイモ等のさまざまな作物で「ピンポイントタイム散布サービス」を提供し、散布DXを実現いたします。

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/424019/LL_img_424019_6.jpg
園芸作物・果樹への展開

※1 2025年1月22日時点、オプティム調べ。
※2 2025年1月22日時点、オプティム調べ。全防除工程(注文書作成からデジタルマップ作成、デジタル管理による補助者なし散布、画像診断による科学的な適期フィードバック等)のDXを実現するサービスとして。
※3 主にカメムシの吸汁等により米粒の表面に黒や茶色の斑点などの着色がみられる米粒。
※4 2025年1月22日時点、オプティムによる「ピンポイントタイム散布サービス」提供エリアでの調査より。


【オプティムの目指す、オプティマル事業とは】
~Optimal【形】最適な、最善の、最も有利な~
急速なインターネット普及に伴い、これまでネットを利用したことのないユーザーがネットを利用する機会が増えており、このユーザー層にとって現状のネットは必ずしも使いやすいものではありません。このような状況にあって、ネットを空気のように快適で、息をするように無意識に使えるサービス・インフラに変えていく。オプティマル事業とは、そのためのオプティム独自の最適化技術によるサービス事業の総称です。

製品情報 : https://www.optim.co.jp/services
Facebookページ: https://www.facebook.com/optimjpn
Xページ : https://x.com/optim_jpn


【株式会社オプティムについて】
商号 : 株式会社オプティム
上場市場 : 東京証券取引所プライム市場
証券コード : 3694
URL : https://www.optim.co.jp/
OPTiM SAGA : (佐賀本店)
佐賀県佐賀市本庄町1 オプティム・ヘッドクォータービル
OPTiM TOKYO : (東京本社)
東京都港区海岸1丁目2番20号 汐留ビルディング 18階
OPTiM KOBE : 兵庫県神戸市中央区小野柄通7丁目1番1号 日本生命三宮駅前ビル11階
代表者 : 菅谷 俊二
主要株主 : 菅谷 俊二
東日本電信電話株式会社
富士フイルムホールディングス株式会社
設立 : 2000年6月
資本金 : 445百万円

主要取引先:
NTTコミュニケーションズ株式会社、株式会社NTTドコモ、株式会社大塚商会、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、KDDI株式会社、株式会社小松製作所、ソフトバンク株式会社、西日本電信電話株式会社、パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社、東日本電信電話株式会社、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社、リコージャパン株式会社など(五十音順)

事業内容:
ライセンス販売・保守サポートサービス(オプティマル)事業
(IoTプラットフォームサービス、リモートマネジメントサービス、サポートサービス、その他サービス)


【Copyright・商標】
※ 記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。
※ 本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。


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