火星での生活を実感...日本科学未来館「深宇宙」特別展で体験した「宙」に広がる新たな仕事とは?
展示全体としては、オールドスペースからニュースペースへと移行する宇宙産業のダイナミズムが底流にある。すなわち、従来の国家主導型の時代から、米新興のスペースXなど民間企業が主導する新たな時代の潮流に光を当てている。
貴重な展示がずらり
他にも歴史的価値のある展示が目白押しだ。
例えば、日本の民間人として初めて2021年に国際宇宙ステーション(ISS)に滞在した実業家、前澤友作さんが実際に帰還時に搭乗したソユーズ宇宙船帰還モジュールの実機は、外壁の焦げ跡や剥落のさまが、役目を終えた今も生々しさを帯び、超高温の大気圏再突入の痕跡を物語る。前澤さんが着用した宇宙服「ソコルスーツ」(実物)や使用されたパラシュートも併せて展示され、有人飛行の現実を伝える。
触って、聴いて
映像展示も秀逸で、大画面映像による火星ツアーや深宇宙ツアーが来場者を未知の世界へ誘う。100年後の火星生活やブラックホール、銀河衝突など、映し出される宇宙史は荘大なスペクタクルだ。
そうした映像体験や実機、実物大のレプリカといった展示を見て楽しむ、学ぶことができるのはもとより、深宇宙展の醍醐味は、宇宙を「体感」できることにある。普段はJAXA種子島宇宙センターで展示されている本物のロケット部品など、実物に触れられるコーナーでは、ロケットの重厚さや機構の精密さを肌で感じられる。また、月や火星の表土「レゴリス」の実験用模擬物質が入ったケースを手に取り、その軽重を確かめ、こすれ合う音に耳を澄ませば、遠い宇宙の聲が聴こえてきそうだ。
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