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あまりの猛暑に英国紳士も「スーツは自殺行為」...男性「半ズボン出勤」の是非が欧米で議論に
ニューヨーク地下鉄はまるでアルミ精錬所
英紙フィナンシャル・タイムズの米国金融コメンテーター、ロバート・アームストロング氏は8月13日付コラムで「オフィスで半ズボンを検討すべき時が来た理由。暑さが増す中、男性は仕事着を見直す必要がある」とニューヨークの状況を報告している。
「ビジネスウェアは敬意と役職を表し、団結を促し、真剣さを伝える。これらはすべて職場の円滑な運営に役立つ。私はそう信じてきたが、この夏、暑さが私の精神を打ち砕いた。ニューヨーク地下鉄のプラットフォームはまるでアルミ精錬所」とアームストロング氏は音を上げる。
一方、世界最古のロンドン地下鉄はこの夏、47度を記録したというニュースが駆け巡った。スーツ姿で地下鉄通勤するのはもはや熱中症覚悟の自殺行為だ。白髪が目に付く50代が半ズボン出勤するのはひどく場違いに見えても、地球温暖化には適応するしかないという一例かもしれない。

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