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英国民はなぜ「英国のオバマ」スナク新首相が嫌い? 党と経済の立て直しには最適だが
保守党がここまで瀬戸際に追い込まれていなかったら、1960年代に英国に移住したインド系アフリカ移民の両親を持つスナク氏が旧宗主国の首相になることはなかっただろう。父は医師、母は薬剤師。本人は名門全寮制校ウィンチェスター・カレッジ、英オックスフォード大学、米スタンフォード大学で学んだ英才。卒業後は米投資銀行やヘッジファンドで働いた。
インドのIT企業インフォシス創業者のご令嬢アクシャータ・ムルティさんと結婚。「ディズニーランドの王子様」そのもののサクセスストーリーを歩んできた。議会では聖書の代わりにヒンズー教の聖典を掲げ、英君主に忠誠を誓った。コロナ危機の緊急経済対策や脱炭素経済政策で手腕を発揮し、下院議員歴わずか7年で次期首相レースの最有力候補に躍り出た。
「妻は英国で税金を払ってないのに私たちには増税か」
しかし富裕な妻が税金を英国ではなく国外で納めてきたことが発覚してからケチがついた。スナク氏の法人税率や国民保険料の引き上げ政策は重税を嫌う保守党支持層に「自分の妻は英国で税金を払っていないのに、私たちには増税か」とソッポを向かれた。英紙タイムズの2022年版長者番付によると、スナク夫妻の純資産は7億3000万ポンド(約1226億円)だ。
今年4月、ムルティさんが英国国外に永住地を持つ人が年3万ポンド(約504万円)を支払えば英国での収入についてのみ税金を納めれば済む「ノンドム」であることが明るみに出た。ムルティさんはインフォシス株の0.93%(約1160億円相当)を所有しており、過去7年半で約5400万ポンド(約90億7700万円)の配当があったとみられている。
「ノンドム」ステイタスがなければこれらの配当に対して約2060万ポンド(約34億6400万円)の税金を英国で納める必要があった。ムルティさんは昨年の配当約1100万ポンド(約18億5000万円)に対して約433万ポンド(約7億2800万円)の税金を納めることで同意している。しかし「ノンドム」に対する怨嗟の声は英国の草の根に渦巻いている。
それこそ貧富の格差の象徴だからだ。22年版長者番付によると、上位250人の資産のうち英国生まれの長者の資産はわずか38%。10年前の45%から減少していた。長者上位10人のうち英国生まれは掃除機やドライヤーで世界的ヒットを飛ばしたダイソン社創業者ジェームズ・ダイソン氏(2位)ただ1人。これに対してインド生まれは1位、3位、6位を占める。
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