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【株式市場】2026年は日本経済の転換点...株価を押し上げるのは、個人消費の変化と意外な追い風

2026年01月05日(月)17時00分
岡田禎子(個人投資家、ファイナンシャル・プランナー)

ちょっと贅沢な外食では、「焼肉きんぐ」を展開する物語コーポレーション<3097>があります。週末や家族利用といったシーンで選ばれやすく、消費者の質的変化がわかりやすい銘柄といえます。

これらの外食銘柄に共通するのは、単なる安さではなく、「納得感」をどう作るかに経営の軸を置いている点です。賃金が上昇していく局面では、この姿勢こそが消費者だけでなく投資家からも評価されやすくなります。

相次ぐ世界的スポーツ大会と株価の関係

2026年の株式市場には、もうひとつ重要な追い風があります。冬季オリンピック(2月)、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC・3月)、FIFAワールドカップ(6〜7月)、さらには国内開催のアジア競技大会(9〜10月)など、世界的なスポーツイベントが相次ぐ「スポーツイヤー」であることです。

なかでも、FIFAワールドカップ2026(6月11日〜7月19日)は北米開催のため、試合によっては日本時間の午前から昼にかけての時間帯に行われる見通しです。深夜観戦が主流だったこれまでとは異なり、生活時間帯と重なることで、「みんなで集まる」「一緒に飲食しながら観戦する」という行動が自然に生まれやすくなります。

■外食とスポーツ、その交点にある銘柄

「スポーツ×外食」という流れの象徴的な銘柄といえば、英国風パブを展開するハブ<3030>です。飲食だけでなく、「スポーツを観戦する場」という体験価値を提供しています。

日中開催により昼・夜の二毛作経営が可能となるだけでなく、放送権の限定化による視聴環境の変化は、同社にとっては追い風となるでしょう。イベント時の集客にとどまらず、会員化や常連化につながれば、その後の安定収益にも寄与します。

足元の業績は回復基調にあり、成長フェーズへと移行しつつあります。中期経営計画では、開催期間が含まれる2027年2月期の売上高は127億円、営業利益は5.1億円を見込んでいますが、この特需を保守的に見ている可能性もあります。

大会が想定通りに盛り上がれば、ポジティブサプライズも期待できるかもしれません。

ハブの株価チャート.png

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