メキシコ大統領、米国の内政干渉拒否 ベネズエラ攻撃にも反対
メキシコのシェインバウム大統領は5日の定例記者会見で、内政への介入は断固として拒否すると述べ、米国によるベネズエラのマドゥロ大統領の拘束やメキシコへのいかなる干渉にも反対する立場を改めて表明した。写真は2025年12月6日、メキシコ市で撮影(2026年 ロイター/Raquel Cunha)
[5日 ロイター] - メキシコのシェインバウム大統領は5日の定例記者会見で、内政への介入は断固として拒否すると述べ、米国によるベネズエラのマドゥロ大統領の拘束やメキシコへのいかなる干渉にも反対する立場を改めて表明した。
シェインバウム氏は会見の冒頭で「メキシコが自由な主権国家であることを再確認する必要がある。協力は肯定するが、従属や介入は拒否する」と述べた。
トランプ米大統領はメキシコの麻薬密輸対策に軍事行動が必要な可能性があると示唆してきた。最近も、米国は麻薬問題に絡んでメキシコに対し「何らかの措置を講じる必要がある」と発言している。
シェインバウム氏は記者からの質問に対し、電話による首脳会談の際に「トランプ氏が複数回、メキシコへの米軍派遣を許可するよう要求した」と明らかにした一方、「われわれは断固として拒否してきた。第一には主権を守るためで、第二にはその必要がないからだ」と説明した。軍事介入について「米国が真剣に検討しているとは思わない」とも述べた。
トランプ政権は2025年、メキシコの麻薬カルテルなどをテロ組織に指定。ルビオ米国務長官は25年8月、麻薬カルテルの追跡に米軍を利用することが可能だとの見解を示している。
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