ベネズエラ高官、マドゥロ氏支持を表明 「結束」強調
ベネズエラのマドゥロ大統領。2025年12月28日、ベネズエラのラ・グアイラで撮影。提供写真。Miraflores Palace/Handout via REUTERS
[4日 ロイター] - ベネズエラの高官らは4日、米国に拘束されたマドゥロ大統領を引き続き結束して支持すると表明した。
トランプ米大統領は米国が当面ベネズエラ「運営」すると述べているが、現地ではマドゥロ政権幹部が依然として実権を握っている。
カベージョ内相は与党・統一社会党(PSUV)が公開した音声録音で「革命勢力の結束は十二分に保証されており、唯一の大統領はマドゥロ氏だけだ。誰も敵の挑発にだまされるな」と述べた。
パドリノ国防相は国営テレビで、米軍の攻撃で兵士や民間人、マドゥロ氏の警護隊の「大部分」が「冷酷に」殺害されたとした上で、軍が主権を保証するために活動していると述べた。
ベネズエラの憲法裁判所(最高裁)は3日、石油相も兼務するロドリゲス副大統領に大統領代行を務めるよう命じたが、同氏はマドゥロ氏が同国唯一の大統領だとしている。ロドリゲス氏は民間企業とつながりがあり、ベネズエラ最大の収入源である石油に精通しているため、マドゥロ氏の側近の中で最も現実的な人物と考えられてきた。
トランプ氏は4日、米誌アトランティックのインタビューで、ロドリゲス氏が「正しいこと」をしなければ、マドゥロ氏より大きな代償を払う可能性があると語った。
ルビオ米国務長官はベネズエラの次期指導者について、米国の利益に沿った人物であるべきとの考えを示した。これにはベネズエラの石油産業が米国の敵に渡らないようにすることや、麻薬密売を阻止することなどが含まれる。
同氏はABCの番組で「われわれは彼らの石油を隔離している」と述べ、制裁対象タンカーに対し実施している封鎖に言及。「つまり、米国の国益とベネズエラ国民の利益が満たされるまでは、彼らの経済は前進することができないということだ」と語った。
カベージョ内相は「米国が望んでいるのはわれわれの石油だけだ」と述べた。
昨年のノーベル平和賞受賞者で、マドゥロ氏の最大の政敵と見なされている野党指導者マリア・コリーナ・マチャド氏は、2024年の大統領選に出馬した野党候補のゴンサレス氏が大統領に就任する権限があるとの見方を示した。野党や一部の国際オブザーバーはゴンサレス氏が同選挙で圧倒的な勝利を収めたとしている。





