米航空当局、リチウムイオン電池の機内持ち込みで注意喚起

　９月９日、米連邦航空局（ＦＡＡ）は、航空機内に持ち込まれたリチウムイオン電池絡みの重大事故が多数発生していることを受け、火災リスクの周知や、消火の手順と訓練を見直すよう航空各社に注意喚起した。写真は米ロサンゼルス国際空港で５月撮影（２０２５年　ロイター／Megan Varne）

David Shepardson

[ワシントン ９日 ロイター] - 米連邦航空局（ＦＡＡ）は９日、航空機内に持ち込まれたリチウムイオン電池絡みの重大事故が多数発生していることを受け、火災リスクの周知や、消火の手順と訓練を見直すよう航空各社に注意喚起した。

ＦＡＡによると、米国では今年、航空機内でのリチウムイオン電池の発煙や発火、発熱事故が５０件報告されている。その中には、目的地を変更したり、乗客乗員が負傷したりしたケースもあった。