日経平均は反発、日経が終値ベースで最高値更新 ハイテク株高で

9月10日、東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比378円38銭高の4万3837円67銭で取引を終え、終値ベースで最高値を更新した。写真は4月、都内の株価ボード前で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
Hiroko Hamada
[東京 10日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比378円38銭高の4万3837円67銭で取引を終え、終値ベースで最高値を更新した。前日の米株高の流れを引き継ぎ、特に半導体関連株などハイテク銘柄が大幅上昇し指数を押し上げた。ただ、買い一巡後は米経済指標をにらんでもみ合う場面もみられた。
日経平均は前営業日比53円高でスタート後、上げ幅を拡大し、後場中盤に一時389円高の4万3848円77銭まで値上がりした。半導体株や電線株への買いが強まり、相場を押し上げた。一方、後場には利益確定売りが広がり、プライム市場では4割超の銘柄が下落。市場では「日経平均が高値圏で推移する中、利益確定売りも出やすい局面」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。
後場終盤は、4万3700円台を軸に一進一退となったが、大引けにかけて再び買いが強まった。
いちよし証券の投資情報部・銘柄情報課課長、及川敬司氏は「来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、利下げは確実視されているが、今後の利下げペースなどを見極めたい思惑は強い」と指摘する。10日、11日に米国で物価関連統計の公表を控え、次第に手掛けにくさも意識されたという。
目先の日本株については、「自民党総裁選の投開票まではやや神経質になりそうだが、基本的には値固めとなりそうだ」(及川氏)として、4万3000円台での推移が続くとみている。
TOPIXは0.60%高の3140.97ポイントで取引を終了。プライム市場指数は0.6%高の1616.86ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は4兆4726億7600万円だった。東証33業種では、非鉄金属、銀行、情報・通信など17業種が値上がり。医薬品、輸送用機器、繊維製品など16業種は値下がりした。
新興株式市場では、東証グロース市場250指数が小反発し、0.11%高の772.16ポイントだった。
個別では、指数寄与度の大きいソフトバンクグループが7%超高、アドバンテストが3%超高。キオクシアホールディングスは9%超高、フジクラは5%超高と大幅上昇した。前日の日銀関連の報道を受けて銀行株が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ、りそなホールディングスが2%超高、みずほフィナンシャルグループが1%超高だった。
関西電力は5%超値上がり。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が9日、アクティビストの米エリオット・マネジメントが同社の上位株主3社に入ったと報じ、材料視された。
主力のトヨタ自動車は1%超安。前日に業績見通しの引き下げを公表した三井ハイテックは13%超安で、プライム市場の値下がり率トップだった。
プライム市場の騰落数は、値上がり819銘柄(50%)に対し、値下がりが725銘柄(44%)、変わらずが75銘柄(4%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 43837.67 +378.38 43513.16 43,509.02─43,848.77
TOPIX 3140.97 +18.85 3120.73 3,119.75─3,143.03
プライム市場指数 1616.86 +9.66 1607.45 1,606.48─1,617.87
スタンダード市場指 1501.62 +9.11 1494.72 1,492.14─1,502.14
数
グロース市場指数 1006.12 +0.47 1007.16 996.16─1,007.66
グロース250指数 772.16 +0.83 772.82 764.22─773.17
東証出来高(万株) 193865 東証売買代金(億円 44726.76
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