イランとIAEA、核施設査察再開で基本合意 「実務的」手続きの詳細不明

9月9日、イランと国際原子力機関(IAEA)は、同国の核関連施設に対する査察活動の再開で基本合意に達した。写真はIAEA本部前ではためくイラン国旗。2023年6月、ウィーンで撮影(2025年 ロイター/Leonhard Foeger)
[ドバイ/ウィーン 9日 ロイター] - イランと国際原子力機関(IAEA)は9日、同国の核関連施設に対する査察活動の再開で基本合意に達した。査察対象には米国とイスラエルが空爆を行った施設も含まれる。ただ詳細は明らかにされておらず、イラン側は西側諸国に、制裁を復活するなら合意は破棄されると警告している。
全面的な査察再開は、IAEAのグロッシ事務局長とイランのアラグチ外相がエジプト首都カイロで会談して決まった。
グロッシ氏はX(旧ツイッター)に「本日カイロにおいて、イラン外相と査察活動を再開するための実務的な手続きについて合意した。これは正しい方向への重要な一歩と言える」と投稿した。
もっともグロッシ氏とアラグチ氏の共同会見では、この合意の「実務的」な部分について何も言及がなかった。
フランス、英国、ドイツの欧州3カ国は、過去のイラン制裁を今月下旬までに自動的に復活させる「スナップバック」の手続きを開始しており、これを留保する条件として(1)査察再開の受け入れ(2)高濃縮ウラン貯蔵情報提供(3)米国との核協議実施を挙げている。
今回のIAEAとイランの合意により、欧州3カ国が当面スナップバック手続きを見合わせるのかどうかは不透明だ。
アラグチ氏は、こうした制裁復活を含めたイランに対する敵対的措置が講じられるならば、IAEAとの実務的な手順は効力を失うとみなすと強調した。
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