米環境保護局、ＡＩ向けインフラの建設加速へ対策提案

　９月９日、米環境保護局（ＥＰＡ）は、ＡＩ（人工知能）向けデータセンターの迅速な構築に必要なインフラ建設を加速させることを目的とした新たな対策を提案した。ＥＰＡ本部の看板。２月１８日、ワシントンで撮影（２０２５年　ロイター/Kent Nishimura）

Valerie Volcovici

[ワシントン ９日 ロイター] - 米環境保護局（ＥＰＡ）は９日、ＡＩ（人工知能）向けデータセンターの迅速な構築に必要なインフラ建設を加速させることを目的とした新たな対策を提案した。

ＥＰＡは発電所の迅速な建設に重点を置いており、「長年にわたり、大気汚染防止法の許認可は技術革新と成長の障害となってきた。われわれはこの壊れたシステムを修正し続けている」としている。

今回の提案内容は発電所や製造施設といったインフラに対する建設前要件を再定義。企業が大気汚染防止法の許可を取得する前に、大気への排出に関係のない部分の建設に着手できるようにするものとなっている。