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米ホリデー商戦、パンデミック以来の低い伸びに=デロイト

2025年09月10日(水)13時40分

 9月10日、デロイトは、米国のホリデー商戦の売上高がパンデミック以降で最も低い伸びになるとの予測を示した。写真は、ニューヨークのポップアップ型の土産店。2024年11月、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)

Neil J Kanatt Anshi Sancheti

[10日] - デロイトは10日、米国のホリデー商戦の売上高がパンデミック以降で最も低い伸びになるとの予測を示した。マクロ経済の不確実性が消費支出の重荷となっているという。

デロイトのパートナー、ブライアン・マッカーシー氏は「消費者は関税や他のインフレコストを考慮して、再び前倒しで買い物をするかもしれない」と指摘。

「インフレ自体が商品の価格をやや押し上げるため、ホリデー商戦全体の支出が多少拡大する形になるだろう」と述べた。

デロイトは2025年11月─26年1月の売上高が2.9%─3.4%増加すると予想。前年は4.2%増だった。

ホリデー商戦の売上高は1兆6100億─1兆6200億ドルとなる見通し。前年は1兆5700億ドルだった。

19─20年のホリデー商戦は4.9%増、20─21年は7.2%増だった。

ホリデー商戦の電子商取引の売上高は7─9%増と予想。前年は8%増だった。

実店舗での売上高は2─2.2%増にとどまる見通し。前年は3.4%増だった。

ロイター
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