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全国コアCPI、7月は+3.1%に鈍化 エネルギー価格がマイナスに

2025年08月22日(金)09時08分

 総務省が22日に発表した7月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数、コアCPI)は、前年比3.1%上昇した。写真は都内で2017年3月撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Takahiko Wada

[東京 22日 ロイター] - 総務省が22日に発表した7月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数、コアCPI)は、前年比3.1%上昇した。伸び率は前月の3.3%から縮小。エネルギー価格が下落に転じ、コアCPIの伸び鈍化につながった。

コア指数の伸び率は事前予想の3.0%を上回った。

エネルギー価格は前年比0.3%下落と、前月の2.9%上昇からマイナスに転じた。電気代、都市ガス代ともに前年比マイナスとなった。昨年7月に政府の電気・ガス価格激変緩和対策が終了したことを受けて伸び率が急拡大した反動が出た。ガソリン価格は1.3%下落。政府の燃料油価格定額引き下げ措置が影響した。

一方、生鮮を除く食料は8.3%上昇し、前月の8.2%上昇を上回った。

総合指数は前年比3.1%上昇し、伸びは前月の3.3%から縮小。生鮮食品およびエネルギーを除く総合指数(コアコアCPI)は前年比3.4%上昇と前月から横ばいだった。

ロイター
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