英仏独、対イラン制裁再開の用意を国連に通知=FT

英仏独の3カ国は、イランが核開発計画を巡り交渉のテーブルに戻らなければ、制裁を再開する用意があると国連に伝えた。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が12日報じた。写真はマクロン仏大統領(中央)ら。オランダのハーグで6月に代表撮影(2025年 ロイター)
[12日 ロイター] - 英仏独の3カ国は、イランが核開発計画を巡り交渉のテーブルに戻らなければ、制裁を再開する用意があると国連に伝えた。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が12日報じた。
FTによると、欧州3カ国の外相は12日、国連への書簡で、イランが行動しなければ、制裁を復活させる「スナップバック」に踏み切る可能性に言及した。
書簡で「イラン側が8月末までに外交的解決に至る意思がない、あるいは(期限)延期の機会をとらえない場合、E3(欧州3カ国)はスナップバックメカニズムを発動する用意があることを明確にした」と述べたという。
3カ国は先月、トルコのイスタンブールでイランと「真剣かつ率直で詳細な」協議を行った。
英仏独各国政府はロイターのコメント要請に応じていない。