トランプ氏がFRB本部改修視察、議長解任「必要ない」 利下げ再要求

トランプ米大統領は24日、連邦準備理事会(FRB)本部を訪問した。(2025年 ロイター/Kent Nishimura)
Ann Saphir
[24日 ロイター] - トランプ米大統領は24日、連邦準備理事会(FRB)本部を訪問し、ホワイトハウスが費用をかけ過ぎとして批判を強めているFRB本部の改修現場を視察した。改めて利下げを求める一方で、パウエルFRB議長を解任するつもりはないと明言した。
トランプ氏は記者団に「パウエル氏に金利を引き下げてもらいたい」と語った。パウエル氏はトランプ氏の隣で無表情のままだった。
トランプ氏はその後、パウエル氏の解任について「大きな動きであり、必要だとは思わない」と明言。ただ、パウエル氏の後任候補として3人程度が念頭にあると述べた。
パウエル氏は通常、連邦公開市場委員会(FOMC)開催前の木曜日には他のFRB高官らとの電話会議を行っている。次回FOMCは来週29─30日に開催される。
トランプ氏はここ数カ月、パウエル氏を批判し、繰り返し利下げを要求している。パウエル氏解任の可能性を示唆する一方で、そうした計画はないとも述べている。ホワイトハウスはまた、FRB本部の改修費が予算を超過しているとして、不適切な管理や不正の可能性を指摘している。
また、この日の訪問では、トランプ氏が記者団にFRB本部の改修費用が現在31億ドルと見積もられていると述べたことについて、パウエル氏が首を振って「それは承知していない」と否定するシーンもあった。
さらにパウエル氏は、3つ目の建物が改修費用に含まれるとトランプ氏が誤解しており、この建物は実際にはすでに5年前に改修が完了しており、今回の改修対象ではないと説明した。
トランプ氏は建築現場の外でパウエル議長との会談に「緊張感はなかった」とし、金利について実りある議論ができたと語った。また、FRBの改修計画は複雑で費用が「制御不能」だが、完了してほしいと述べた。
改修事業は2022年半ばに始まり、27年までに完了する予定。28年3月の入居が計画されている。
トランプ氏を巡っては、富豪ジェフリー・エプスタイン元被告(性的人身売買で起訴後の勾留中に自殺)関連文書の公開を撤回したことで支持者からも批判が集まっており、注目をそらそうとしているとの見方もある。
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