米中首脳会談、秋の開催巡り側近らが協議か=関係筋

トランプ米大統領と中国の習近平国家主席の側近らは、今年後半に予定されるトランプ大統領のアジア訪問に合わせ、両首脳の会談を行う可能性を協議しているもよう。写真は大阪で2019年6月撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)
Trevor Hunnicutt
[ワシントン/北京 21日 ロイター] - トランプ米大統領と中国の習近平国家主席の側近らは、今年後半に予定されるトランプ大統領のアジア訪問に合わせ、両首脳の会談を行う可能性を協議しているもよう。関係筋2人が明らかにした。
会談の予定はまだ確定していないものの、10月30日から11月1日まで韓国で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の前後にトランプ大統領が中国を訪問する可能性がある。同首脳会議の合間に会談する可能性もあるという。
中国外務省の郭嘉昆報道官は21日、「首脳間外交は米中関係においてかけがえのない戦略的かつ主導的な役割を果たす」としつつ、両首脳の会談の可能性についてはコメントを控えた。
ホワイトハウスもコメントを控えている。
トランプ大統領との会談を巡っては、クレムリン(ロシア大統領府)のペスコフ報道官が21日、プーチン大統領が9月に第2次世界大戦戦勝80周年記念行事のために中国・北京を訪問する際、トランプ大統領と会談する可能性を排除しないと述べた。