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ローマ教皇がトルコ訪問意向、初外遊 ニケア公会議1700周年で

2025年07月18日(金)15時19分

 7月17日、ローマ教皇レオ14世(写真)は、ニケア公会議1700周年を記念する式典に出席するため、年内にトルコを訪れたいと述べた。写真は2週間の休暇を過ごすイタリアのアルバーノ湖畔の町、カステル・ガンドルフォに到着し、手を振る教皇レオ14世。6日撮影(2025年 ロイター/Vincenzo Livieri)

[ローマ 17日 ロイター] - ローマ教皇レオ14世は17日、ニケア公会議1700周年を記念する式典に出席するため、年内にトルコを訪れたいと述べた。実現すれば即位後初の外遊となる。

キリスト教初期の数世紀は、イエスがいかにして神であり人でもあるかについて活発な議論が交わされ、325年にニケア(現在のトルコ・イズニク)で行われた最初の公会議でこの問題について決定を下した。

教皇は米国からのギリシャ正教会とカトリックの巡礼者との謁見で、「数カ月後にニケア公会議の記念行事であるエキュメニカルな(多宗派間の)式典に参加し、再びお会いできるよう願っている」と述べた。

トルコ大統領府は今月、教皇がトルコのエルドアン大統領夫人にトルコ訪問の意向を伝えたと発表した。

ロイター
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