投機による為替の過度な変動に注意必要と指摘=G20で加藤財務相

7月17日(日本時間18日)、加藤勝信財務相(写真)は、南アフリカで開催されている20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議において、投機的な動きによる為替の過度な変動に注意する必要があると指摘したことを明らかにした。2024年10月、東京で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
Kentaro Sugiyama
[18日 ロイター] - 加藤勝信財務相は17日(日本時間18日)、南アフリカで開催されている20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議において、投機的な動きによる為替の過度な変動に注意する必要があると指摘したことを明らかにした。米国の一連の関税措置による不確実性や、金融資本市場に与える影響への懸念についても表明したという。会合初日終了後、記者団の取材に応じた。
加藤氏は、会合で為替に関して特段具体的な議論があったわけではないとしつつ、自身は「従来からのG20の共通認識のもと、引き続き投機などがもたらす為替市場での過度な変動に注意することなどを指摘した」と語った。
世界経済のセッションでは、多くの国から米国の関税措置について発言があったという。加藤氏からは過度な経常収支不均衡の解消に関税措置は適切な手段ではないこと、自由で開かれた多国間貿易体制による安定的な経済運営を進める必要があることなどを伝えた、とした。
同会合は、米国の関税措置を受けた世界的な不確実性、米国と新興国グループ「BRICS」の緊張など、懸念と不協和音が影を落とす中で行われている。加藤財務相は15日の閣議後会見で出席を表明した際、「世界経済が不確実性に直面する中、各国の財務相などとさらに関係構築を進めていくことは有意義」とし、「この機会に世界経済、国際金融の諸課題に関する議論にしっかりと貢献していきたい」と抱負を述べていた。
ベセント氏は、大阪・関西万博の「ナショナルデー」イベントに出席するため昨日から来日中。きょう夕方には官邸で石破茂首相と面会する予定が組まれている。
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