ニュース速報
ワールド

台湾で空襲訓練、中国ミサイル攻撃を想定 台北など一時封鎖

2025年07月17日(木)17時37分

 7月17日、台湾で中国のミサイル攻撃を想定した毎年恒例の空襲訓練が行われた。写真は訓練に参加するホテル従業員。同日、新竹市内で撮影(2025年 ロイター/Ann Wang)

Fabian Hamacher Ann Wang

[台北 17日 ロイター] - 台湾で17日、中国のミサイル攻撃を想定した毎年恒例の空襲訓練が行われた。台北市を含む台湾北部全域が一時封鎖された。

午後1時半(日本時間午後2時半)にサイレンが鳴り、国防省は携帯電話のテキストメッセージを通じて市民に安全な場所への避難を呼びかけた。警察は車両に道路脇への移動を指示し、屋外にいる人に退避を促した。商店やレストランはシャッターを下ろし照明を消した。

訓練は30分後に終了した。

中国政府は台湾を自国の領土と見なしており、台湾周辺の空域でほぼ毎日戦闘機を飛行させるなどして軍事的圧力を強めている。台湾国防省は過去24時間に戦闘機を含む中国軍機58機が台湾周辺で確認されたと発表した。このうち45機が事実上の中台境界線である中間線を越えたとしている。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ガザ攻撃で27人死亡、カトリック教会も被害 ネタニ

ビジネス

米小売売上高、6月+0.6%で予想以上に回復 利下

ワールド

米、シリア南部の暴力行為を非難 責任追及を要請=当

ワールド

英、選挙権年齢16歳以上に引き下げへ 29年総選挙
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:AIの6原則
特集:AIの6原則
2025年7月22日号(7/15発売)

加速度的に普及する人工知能に見えた「限界」。仕事・学習で最適化する6つのルールとは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 3
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長だけ追い求め「失われた数百年」到来か?
  • 4
    アフリカ出身のフランス人歌手「アヤ・ナカムラ」が…
  • 5
    「異常な出生率...」先進国なのになぜ? イスラエル…
  • 6
    ネグレクトされ再び施設へ戻された14歳のチワワ、最…
  • 7
    アメリカで「地熱発電革命」が起きている...来年夏に…
  • 8
    「どの面下げて...?」ディズニーランドで遊ぶバンス…
  • 9
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別…
  • 10
    「1日30品目」「三角食べ」は古い常識...中高年が知…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 3
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップを極めれば、筋トレは「ほぼ完成」する
  • 4
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長…
  • 5
    「お腹が空いていたんだね...」 野良の子ネコの「首…
  • 6
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別…
  • 7
    アメリカで「地熱発電革命」が起きている...来年夏に…
  • 8
    千葉県の元市長、「年収3倍」等に惹かれ、国政に打っ…
  • 9
    「二度とやるな!」イタリア旅行中の米女性の「パス…
  • 10
    ネグレクトされ再び施設へ戻された14歳のチワワ、最…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 4
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 5
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 6
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 7
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 8
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 9
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 10
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中