ガザ停戦合意をトランプ氏が支援、イスラエル首相が会談に期待

7月6日、イスラエルのネタニヤフ首相は、ワシントンで7日に行うトランプ米大統領との会談について、パレスチナ自治区ガザの人質解放と停戦合意に関する協議の後押しになると期待した。写真はガザから煙が上る様子。イスラエル側の境界付近で5日撮影(2025年 ロイター/Amir Cohen)
[エルサレム 6日 ロイター] - イスラエルのネタニヤフ首相は6日、ワシントンで7日に行うトランプ米大統領との会談について、パレスチナ自治区ガザの人質解放と停戦合意に関する協議の後押しになると期待した。
イスラエルとイスラム組織ハマスは6日、パレスチナ自治区ガザの停戦を巡る間接協議をカタールで再開。ただ初日は結論が出ないまま終了した。
ネタニヤフ首相はワシントン出発前に、代表団にはイスラエルが受け入れた条件下で停戦合意するよう指示していると述べ、「トランプ大統領との協議は、交渉の結果を前進させるのに確実に役立つと信じている」と指摘。ガザで拘束されている人質の返還を確実にするほか、ハマスの脅威を排除する決意だと表明した。
トランプ氏が1月に大統領に復帰して以来、ネタニヤフ氏がホワイトハウスを訪問するのは3回目となる。