肥満症薬、米患者の63%が1年後も投与継続=薬局請求データ

6月25日、デンマーク製薬大手ノボノルディスクの肥満症治療薬「ウゴービ」ないし米同業イーライリリーの同治療薬「ゼップバウンド」による治療を昨年開始した患者の3分の2近くが、1年後も投与を受け続けていることが、米薬剤給付管理会社(PBM)プライム・セラピューティクスによる米国内薬局の請求データ分析調査で明らかになった(2025年 ロイター/Hollie Adams)
[ロサンゼルス 25日 ロイター] - デンマーク製薬大手ノボノルディスクの肥満症治療薬「ウゴービ」ないし米同業イーライリリーの同治療薬「ゼップバウンド」による治療を昨年開始した患者の3分の2近くが、1年後も投与を受け続けていることが、米薬剤給付管理会社(PBM)プライム・セラピューティクスによる米国内薬局の請求データ分析調査で明らかになった。
2024年第1・四半期にウゴービないしゼップバウンドの投与を開始した患者の63%が、12カ月後も投与を継続していた。ウゴービの継続率は、23年に治療を開始した患者の40%、22年に開始した患者の34%から大幅に上昇した。
医療専門家によると、この継続率は以前の分析よりも高く、製品不足の緩和、保険適用範囲の拡大、医師による副作用管理の改善により、肥満治療用にGLP-1受容体作動薬の使用を継続する患者が増えている可能性を示唆している。
プライムの健康成果担当アシスタントバイスプレジデントでこの分析調査の共同執筆者であるパトリック・グリーソン氏は、継続率が50%を超えたことに驚いたと述べた。また継続率が3分の1から約3分の2にほぼ倍増したと指摘、これは今後の動向を映し出しているとの見方を示した。
ロイターに開示された分析調査には、患者が治療を継続または中止した詳しい理由は記載されていない。一部の患者は、薬剤が手頃な価格でなくなったことや、保険が適用されなくなったことが理由で中止したと報告している。また、一般的な消化器系の副作用、供給不足で処方してもらえなかったこと、減量目標の達成などで使用をやめたと報告した患者もいる。
研究によると、GLP-1受容体作動薬の投与を中止した大多数の患者で、体重が元の水準近くまで戻ることが示されており、患者の健康に有意義な効果をもたらすためには長期的な投与が必要になる場合がある。
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