最新記事
テクノロジー

中国軍事大学が特殊任務向け「蚊サイズ」ドローンを公開。従来型兵器に対して優位性を持つ可能性

China Military Unveils Mosquito-Sized Drones for 'Special Missions'

2025年6月26日(木)18時07分
マイカ・マッカートニー
中国製「蚊サイズ」ドローン

中国・湖南省の国防科技大学の学生が「蚊サイズ」のドローンを手にした様子。6月14日にCCTVで報じられた CCTV

<世界は軍民を問わずマイクロドローンの開発に鎬を削っている。なかでも中国が発表した「蚊ドローン」は極限の小型化を実現している>

中国湖南省の軍事大学が、蚊のサイズのドローンを発表した。発見されずに監視任務を遂行することを目的としている。

【動画】中国の蚊サイズドローン

「この種のマイクロロボットは、戦場での情報偵察などの特殊任務に最適だ」と、湖南省の国防科技大学の学生である梁和祥は、現地時間6月14日に放送された中国中央電視台(CCTV)の番組で語った。

技術の進歩により、センサーやバッテリーなどの部品が極小のフレームに組み込めるようになり、より小型で軽量、高度なドローンの開発が進んでいる。

小型化が進めば、より低コストの代替品からミサイル、捜索救助活動まで、ドローンの応用範囲は大きく広がる可能性がある。ただし、プライバシー侵害や犯罪の懸念もある。

国防科技大学が開発した蚊サイズの新型ドローンは、長さ約2センチ、幅約3センチ、重さは0.2グラム未満。CCTVの映像では、研究者が指先でつまんでいた。

この設計は極限の小型化を実現しているが、類似のマイクロロボットの研究は他国でも進んでいる。

資産運用
「高市トレード」に「トランプ関税」......相場が荒れる今こそ投資家が目を向ける「世界通貨」とは
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、対イラン作戦「ほぼ完了」 想定より早く

ビジネス

米国株式市場=反発、イラン作戦「ほぼ完了」とのトラ

ワールド

米ロ首脳が電話会談、イラン情勢など協議=ロシア大統

ワールド

米、ロシア原油への制裁緩和を検討 世界原油高に対応
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    ダイヤモンドのような「ふくらはぎ」を鍛える最短ルートとは?...スクワットの真実
  • 4
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 5
    「一日中見てられる...」元プロゴルファー女性の「目…
  • 6
    「巨大な水柱に飲み込まれる...」米海軍がインド洋で…
  • 7
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 8
    ホルムズ海峡封鎖、石油危機より怖い「肥料ショック」
  • 9
    なぜ脳は、日本的「美」に反応する? 欧米の美とは異…
  • 10
    プーチンに迫る9月総選挙の暗雲
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 3
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 7
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 8
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 9
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 10
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中