米、イランと来週協議 トランプ氏「合意に署名の可能性」 制裁緩和も示唆

トランプ米大統領は25日、オランダ・ハーグで開いた記者会見で、米政府が来週にもイランと核問題を巡り協議する計画で、「合意に署名する可能性がある」と述べた。4月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ハーグ 25日 ロイター] - トランプ米大統領は25日、オランダ・ハーグで開いた記者会見で、米政府が来週にもイランと核問題を巡り協議する計画で、「合意に署名する可能性がある」と述べた。
さらに、イスラエルとイランはともに疲弊しているものの、両国の紛争が再開する可能性があり、「おそらく近いうちに始まるかもしれない」と述べた。
また、イラン産原油に対する制裁を緩和するかという記者団からの質問に対しては、米国はイランに対する最大限の圧力を緩めていないとしつつも、「国の復興に資金が必要となる。われわれは復興の実現を望んでいる」とし、同国の復興を支援するため制裁緩和の可能性があることを示唆した。