イスラエル・イランの停戦発効、トランプ氏「違反しないで」

6月24日、トランプ米大統領(写真手前)は、イスラエルとイランの停戦が発効したと述べ、両国に違反しないよう求めた。ワシントンのホワイトハウスで代表撮影(2025年 ロイター)
[24日 ロイター] - トランプ米大統領は24日、イスラエルとイランの停戦が発効したと述べ、両国に違反しないよう求めた。
「停戦は発効した。どうか違反しないでほしい!」と自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。
トランプ氏は23日、イスラエルとイランの紛争終結に向けて「完全かつ全面的な停戦」が発効すると表明。イスラエルとイランが一定程度の時間をかけて軍事作戦を縮小し、最終的に停戦が成立するとの見通しを示していた。
目撃者によると、トランプ氏の24日の投稿に先立ち、イスラエルの中部テルアビブと南部ベエルシェバで爆発音があった。
イスラエル軍は、イランから6回のミサイル波状攻撃があったと表明。イスラエル救急当局によると、ベエルシェバで4人が死亡した。トランプ氏の停戦発表後、イスラエルで死者が報告されたのは初めて。
イランのSNN通信は24日、同国がイスラエルに向け最後のミサイル発射を行い、停戦が発効したと伝えた。