イラン、停戦合意発表後にミサイル攻撃 「第4波」で終了と報道

イスラエル軍は6月24日早朝、イランから複数回のミサイル攻撃があったと明らかにした。写真はイランからイスラエルに向けて発射されたミサイル。イスラエル占領下のヨルダン川西岸地区トゥバスで6月24日撮影(2025年 ロイター/Raneen Sawafta)
[ワシントン/ドーハ/イスタンブール 24日 ロイター] - イスラエル軍は24日早朝、イランから複数回のミサイル攻撃があったと明らかにした。トランプ米大統領は前日、両国が紛争終結に向けて「完全かつ全面的な停戦」に同意したと発表したが、停戦の発効に向けなお不安定な状況が続いている。
目撃者によると、中部テルアビブと南部ベエルシェバで爆発音があった。イスラエルメディアは、ベエルシェバへのミサイル攻撃で建物が爆撃され、3人が死亡したと報じた。
イスラエル軍は、トランプ氏による停戦合意発表後で6回目となるイランからのミサイル攻撃警報を出した。
一方、イランメディアは、「第4波」の攻撃をもって停戦に入ると伝えた。
トランプ氏は、イスラエルとイランが一定程度の時間をかけて軍事作戦を縮小し、最終的に停戦が成立するとの見通しを示している。ただイスラエルは停戦合意を確認しておらず、イランも、アラグチ外相がイスラエルが攻撃を停止するまで停戦はないとの立場を示している。
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