NZの投資家向け「ゴールデンビザ」に申請殺到、半数弱が米国人

6月23日、ニュージーランド(NZ)政府は、外国人投資家向けの新しい移民ビザ「ゴールデンビザ」に申請が殺到していると発表した。写真はニュージーランドのオークランドでスカイタワーに虹がかかる様子。2017年7月撮影(2025年 ロイター/Jason Reed)
[シドニー 23日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)政府は23日、外国人投資家向けの新しい移民ビザ「ゴールデンビザ」に申請が殺到していると発表した。
4月にこのビザに関する規則を緩和し、高リスク投資に特化したカテゴリーの最低必要資金を1500万NZドルから500万NZドル(300万米ドル)に引き下げ、英語力要件も撤廃した。
スタンフォード移民相は「このスキームにおける新規申請はNZビジネスへの8億4500万NZドル(5億0300万米ドル)の新規投資の可能性を意味する」と指摘。「アクティブ・インベスター・プラス」ビザの申請を3カ月足らずで189件受理し、そのうち85件が米国人からで、中国からが26件、香港からが24件と続いたという。