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米CDC、解雇された職員450人の雇用を回復

2025年06月12日(木)13時31分

米疾病対策センター(CDC)は、トランプ政権による連邦政府職員の大幅な削減で解雇された約450人を復職させている。写真はCDC本部。アトランタで14年撮影。(2025年 ロイター/Tami Chappell/File Photo)

[11日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は、トランプ政権による連邦政府職員の大幅な削減で解雇された約450人を復職させている。政府報道官が11日に明らかにした。

FOXニュースによると、これらの職員は全米HIV・ウイルス性肝炎・性感染症・結核予防センター、国立環境衛生センター、センター長直属の事務所、グローバルヘルスセンター(GHC)に勤務していた。CDCを監督する厚生省(HHS)の報道官がこの報道を確認した。

これらの職員の多くは、トランプ大統領と実業家イーロン・マスク氏が政府支出削減に向け4月に発表した保健機関における1万人の大量解雇で対象となった。この計画ではCDCの約2400人が削減対象だった。

その後、ケネディ厚生長官は公衆衛生リスクが高まる可能性を巡る批判を受け、これらの職務の一部は復活すると述べた。

ロイターが閲覧したHHSからの電子メールは職員に対し、人員削減の通告が取り消されたことを伝え、質問があれば直属の上司に連絡するよう指示している。

ロイター
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