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キューバ全土で大規模停電、半年で4回目 首都ほぼ復旧 

2025年03月17日(月)09時52分

 3月16日、キューバ全土で14日から停電が続いていた問題で、エネルギー当局は16日夜までに首都ハバナの大部分で電力が復旧したと明らかにした。写真は停電中のハバナで15日撮影(2025年 ロイター/Norlys Perez)

Dave Sherwood

[ハバナ 16日 ロイター] - キューバ全土で14日から停電が続いていた問題で、エネルギー当局は16日夜までに首都ハバナの大部分で電力が復旧したと明らかにした。

キューバでは14日夕、ハバナの変電所で送電線がショートし、全土で発電が完全に停止していた。

全土での停電発生は昨年10月以降4回目。

キューバの石油火力発電所は老朽化が進み、既に稼働継続に苦慮していたが、昨年にベネズエラ、ロシア、メキシコからの石油輸入が減少し、深刻な危機に陥った。

政府は米国による冷戦時代の禁輸措置や、トランプ政権による制裁強化がエネルギー危機を深刻化させているとしている。

キューバ政府は石油火力発電への依存を減らすために、中国の支援を受けて大規模な太陽光発電所の開発を進めている。

ロイター
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