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米のパリ協定再離脱、残念だが驚きではない=仏中銀総裁

2025年01月22日(水)11時56分

 1月21日、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁(写真)は、トランプ米大統領が気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」から2度目の離脱を決定したことについて、「残念な発表だが驚いてはいない」と述べた。写真は米ワシントンで昨年4月撮影(2025 ロイター/Ken Cedeno)

[パリ 21日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は21日、トランプ米大統領が気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」から2度目の離脱を決定したことについて、「残念な発表だが驚いてはいない」と述べた。ブルームバーグ・テレビとのインタビューに答えた。

米連邦準備理事会(FRB)は20日のトランプ氏就任を前に、金融システムにおける気候リスクの監視方法を模索する中銀と規制当局の国際組織「気候変動リスク等に係る金融当局ネットワーク(NGFS)」から脱退。ビルロワドガロー氏は、NGFSには依然140以上のメンバーがおり、「これまで以上にコミットし、積極的だ」と指摘した。

ロイター
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