ウクライナ、欧州主要同盟国と12月に会合予定 交渉で優位性確保へ
[9日 ロイター] - ウクライナの大統領報道官は9日、12月に主要欧州同盟国との会合を行う予定だと発表した。共同の立場を調整し、ウクライナが今後の交渉において優位な立場を確保することが目的という。
ウクライナは、米国のトランプ次期大統領の就任などを前に支援の強化を同盟国に訴えている。トランプ氏はウクライナとロシアの戦争を速やかに終結させる意向を示している。
大統領府のニキフォロフ報道官は「ウクライナは米国と共に、ウクライナの強化を確実にすることができる欧州の主要パートナーを集めている」と述べ、共同の立場を調整し、ウクライナが「交渉と戦場の両方で、あらゆるシナリオにおいて強力」であることを確保するために必要な会合だと説明した。
参加国のリストはまだ最終決定していないという。長距離兵器を保有し、ウクライナの兵器生産に投資し、北大西洋条約機構(NATO)加盟におけるウクライナの将来を決定できる国々が含まれるべきだと語った。