ニュース速報
ワールド

トランプ氏、財務副長官にフォーケンダー氏指名 元財務次官補

2024年12月05日(木)15時08分

 トランプ次期米大統領は4日、財務副長官にメリーランド大学のマイケル・フォーケンダー教授(ファイナンス)を指名した。写真は米財務省のロゴ。昨年1月、米ワシントンで撮影(2024年 ロイター/Kevin Lamarque)

David Lawder Ismail Shakil

[ワシントン 4日 ロイター] - トランプ次期米大統領は4日、財務副長官にメリーランド大学のマイケル・フォーケンダー教授(ファイナンス)を指名した。

フォーケンダー氏は第1次トランプ政権で財務次官補(経済政策)を務め、新型コロナウイルス対策の一環で導入された給与保護プログラムの履行に関わった。

指名が承認されれば、財務副長官として、制裁政策、金融市場の規制、税制政策、国債市場など、さまざまな問題を担当することになる。

トランプ氏は先に著名投資家のスコット・ベッセント氏を財務長官に指名。市場では関税や減税で財政赤字が膨らむとの懸念が浮上しており、今回の指名はそうした懸念に配慮する狙いがあるとみられる。

トランプ氏は「マイクは卓越した経済学者、政策実務家であり、われわれの米国第一主義を推進してくれるだろう」とトゥルース・ソーシャルに投稿。「スコット・ベッセント財務長官候補を補佐し、全ての米国人のために偉大な好景気をもたらし、米国の新たな黄金時代を切り開くだろう」と述べた。

フォーケンダー氏は保守系シンクタンク「米国第一政策研究所」のチーフエコノミストも2年間務めた。

今年3月に開催された財政状況に関する議会公聴会では、2021年に承認されたバイデン政権の追加の新型コロナ対策がインフレを助長しており、歳出削減が必要だと指摘。

債務と利払い費の増加は「債券市場の破綻を招き、経済と社会の崩壊につながる恐れがある」とし「この問題を解決するには大幅に歳出を削減し、経済の規制緩和を進めてインフレ率を押し下げる必要がある。そうなれば金利が低下し、利払い費が減る」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ホルムズ海峡で船舶攻撃相次ぐ、米軍は護衛要請に応じ

ビジネス

ホンダが初の通期赤字転落へ、最大6900億円 EV

ビジネス

今年の独成長率、エネ高騰持続なら0.6% IFO予

ビジネス

独衣料通販ザランド、AIで生産性向上と説明 今年は
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 2
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃に支持が広がるのか
  • 3
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車整備は収入増、公認会計士・税理士は収入減
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 7
    「邪悪な魔女」はアメリカの歴史そのもの...歌と魔法…
  • 8
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 9
    イランがドバイ国際空港にドローン攻撃...爆発の瞬間…
  • 10
    2万歩でも疲れない? ディズニー・ユニバで足が痛く…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 6
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 7
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 8
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 9
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示…
  • 10
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だっ…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中