トランプ氏、財務副長官にフォーケンダー氏指名 元財務次官補
トランプ次期米大統領は4日、財務副長官にメリーランド大学のマイケル・フォーケンダー教授(ファイナンス)を指名した。写真は米財務省のロゴ。昨年1月、米ワシントンで撮影(2024年 ロイター/Kevin Lamarque)
David Lawder Ismail Shakil
[ワシントン 4日 ロイター] - トランプ次期米大統領は4日、財務副長官にメリーランド大学のマイケル・フォーケンダー教授(ファイナンス)を指名した。
フォーケンダー氏は第1次トランプ政権で財務次官補(経済政策)を務め、新型コロナウイルス対策の一環で導入された給与保護プログラムの履行に関わった。
指名が承認されれば、財務副長官として、制裁政策、金融市場の規制、税制政策、国債市場など、さまざまな問題を担当することになる。
トランプ氏は先に著名投資家のスコット・ベッセント氏を財務長官に指名。市場では関税や減税で財政赤字が膨らむとの懸念が浮上しており、今回の指名はそうした懸念に配慮する狙いがあるとみられる。
トランプ氏は「マイクは卓越した経済学者、政策実務家であり、われわれの米国第一主義を推進してくれるだろう」とトゥルース・ソーシャルに投稿。「スコット・ベッセント財務長官候補を補佐し、全ての米国人のために偉大な好景気をもたらし、米国の新たな黄金時代を切り開くだろう」と述べた。
フォーケンダー氏は保守系シンクタンク「米国第一政策研究所」のチーフエコノミストも2年間務めた。
今年3月に開催された財政状況に関する議会公聴会では、2021年に承認されたバイデン政権の追加の新型コロナ対策がインフレを助長しており、歳出削減が必要だと指摘。
債務と利払い費の増加は「債券市場の破綻を招き、経済と社会の崩壊につながる恐れがある」とし「この問題を解決するには大幅に歳出を削減し、経済の規制緩和を進めてインフレ率を押し下げる必要がある。そうなれば金利が低下し、利払い費が減る」と述べた。
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