ニュース速報
ワールド

ブルトン欧州委員が辞任、仏政府はセジュルネ外相を次期候補に

2024年09月17日(火)08時09分

 欧州委員会のブルトン委員は16日、辞任を表明し、フランスの次期欧州委員候補からも外れると発表した。3月ブリュッセルで撮影(2024年 ロイター/Yves Herman)

Michel Rose Andrew Gray

[パリ/ブリュッセル 16日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会のブルトン委員(域内市場担当)が16日、辞任を表明した。同氏の辞任を受け、仏政府はセジュルネ外相を次期欧州委員候補とする方針を明らかにした。

6月の欧州議会選挙に続きEUの政治的権力移行において予想外の展開となり、今後5年間EUの意思決定機関における重要なポストが分割されることになる。

ブルトン氏はフランス出身で過去5年間、域内市場に関する政策を担当してきた。再任が決まったフォンデアライエン欧州委員長が今週、新体制を発表する直前での辞任となった。

ブルトン氏はXに投稿した辞表で、フォンデアライエン氏が数日前フランスに対し、「個人的な理由で」ブルトン氏を委員の候補から外すよう求め、代わりに「より影響力のあるポスト」を配分することを提案したと主張した。統治に疑問があることを示す新たな証拠だとし、もはや職務を遂行できないと指摘した。

ブルトン、フォンデアライエン両氏の関係はここ数カ月で悪化していた。関係筋によると、リベラル派のブルトン氏は、フォンデアライエン氏が中道右派「欧州人民党(EPP)」の次期委員長候補に選ばれたことを公然と批判し、フォンデアライエン氏を怒らせたという。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米兵3人死亡、対イラン作戦で初 トランプ氏「終結ま

ワールド

イラン臨時指導部が対話打診、トランプ氏「応じる」

ビジネス

英MFS破綻で金融株軒並み下落、銀行損失やプライベ

ワールド

米軍、イランの軍艦9隻撃沈=トランプ氏
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作曲家が「惨めでもいいじゃないか」と語る理由
  • 4
    ドバイの空港・ホテルに被害 イランが湾岸諸国に報…
  • 5
    「本当にテイラー?」「メイクの力が大きい...」テイ…
  • 6
    【銘柄】「三菱重工業」の株価上昇はどこまで続く...…
  • 7
    【銘柄】「ファナック」は新時代の主役か...フィジカ…
  • 8
    米・イスラエルの「イラン攻撃」受け、航空各社が中…
  • 9
    「高市大勝」に中国人が見せた意外な反応
  • 10
    最高指導者ハメネイ師死亡(イラン発表)、トランプ…
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 4
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 5
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 6
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 7
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 8
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 9
    住宅の4~5割が空き家になる地域も......今後30年で…
  • 10
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中