ニュース速報
ワールド

イスラエル、ガザ全域で攻勢 45人死亡 ラファ攻撃加速

2024年06月22日(土)06時46分

パレスチナ自治区ガザ最南部ラファでのイスラエル軍による攻撃は21日も続き、パレスチナ保健当局によると少なくとも32人のパレスチナ人が死亡した。イスラム組織ハマスとの接近戦が繰り広げられているという。写真は6月21日、ガザ市で撮影(2024年 ロイター/Dawoud Abu Alkas )

[カイロ 21日 ロイター] - イスラエル軍は21日、最南部ラファを含むパレスチナ自治区ガザ全域で攻撃を続け、パレスチナ保健当局によると少なくとも45人のパレスチナ人が死亡した。イスラム組織ハマスとの接近戦が繰り広げられているという。

イスラエル軍の戦車はラファ東部、南部、中心部をすでに制圧。西部と北部に進軍している。陸海空からの砲撃により新たな避難民が生じている。

ラファ住民によると、イスラエル軍の攻撃ペースが過去2日間で加速しており、激しい戦闘を物語る爆発音や銃声がほぼ絶え間なく聞こえているという。  

ガザ地区の保健当局によると、ラファの「人道地域」に指定されているマワシ地区で、少なくとも25人のパレスチナ人が死亡し、50人が負傷した。この地区の住民はロイターに対し、2台の戦車がマワシ地区を見下ろす丘の上から避難民が暮らすテントを砲撃したと述べた。

イスラエル軍は、この件について調査を進めているとした上で「初期の調査によると、人道地域に指定されているマワシ地区でイスラエル軍による攻撃が行われた形跡はない」とした。

このほか、ガザ南部の中心都市ハンユニスでイスラエル軍の空爆により父と息子を含む3人が死亡。イスラエル軍はガザ北部のガザ市でも新たな攻勢を続け、空爆で市の職員4人を含む5人が死亡した。現場では行方不明者の捜索がなお続けられている。

また、北部にある難民キャンプ、「ビーチ・キャンプ」では空爆で少なくとも7人が死亡した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イラン戦争は2週目に、トランプ氏「無条件降伏」求め

ビジネス

アングル:欧州で若者向け住宅購入の新ビジネス、価格

ワールド

焦点:道半ばの中国「社会保険改革」、企業にも個人に

ワールド

昨年の関税合意実施を米と確認、日本が不利にならない
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗雲...専門家「イランの反撃はこれから」「報道と実態にズレ」
  • 2
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だったはずの中国が、不気味なまでに静かな理由
  • 3
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示さない
  • 4
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 5
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 6
    「みんな一斉に手を挙げて...」中国の航空会社のフラ…
  • 7
    10歳少女がライオンに激しく襲われる...中国の動物園…
  • 8
    【WBC】侍ジャパン、大谷翔平人気が引き起こした球場…
  • 9
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 10
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 1
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 2
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズった理由
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 5
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 8
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 9
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 10
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中