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年内利下げ、適切な公算 単月の好調データで軌道変わらず=NY連銀総裁
2024年02月24日(土)03時49分
米ニューヨーク連銀(写真)のウィリアムズ総裁は、1月のインフレ・雇用指標が予想以上に好調だったものの、連邦準備理事会(FRB)が「年内」に利下げに着手することが適切となる公算が大きいという見解を示した。2023年6月撮影(2024年 ロイター/Shannon Stapleton)
[23日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、1月のインフレ・雇用指標が予想以上に好調だったものの、連邦準備理事会(FRB)が「年内」に利下げに着手することが適切となる公算が大きいという見解を示した。
ウィリアムズ総裁は23日に掲載された米ニュースサイトのアクシオスとのインタビューで「経済に関する私の全体的な見解は単月のデータによって変わっていない」と語った。
インフレが2%の目標に回帰する道のりは「いくぶんまだらもよう」になる可能性があるとしつつも、「おそらく年内に制約的な金融政策を巻き戻すことが適切になると考える」と述べた。
また、経済情勢が大きく変化すれば、再考を迫られる可能性があるものの、「利上げは私の基本シナリオではない」とした。