OPEC事務局長、COP28草案の拒否要請 化石燃料に言及
石油輸出国機構(OPEC)のハイサム・アルガイス事務局長は、国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で協議されている合意文書の文言について、排出量ではなく化石燃料に言及した案を拒否するよう、加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」メンバーに促した。ロイターが8日に確認した6日付の書簡で分かった。写真は6月26日、マレーシアのクアラルンプールで開かれたイベントに出席したアルガイス氏(2023年 ロイター/Hasnoor Hussain)
Yousef Saba Maha El Dahan
[ドバイ 8日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)のハイサム・アルガイス事務局長は、国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で協議されている合意文書の文言について、排出量ではなく化石燃料に言及した案を拒否するよう、加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」メンバーに促した。ロイターが8日に確認した6日付の書簡で分かった。
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催中のCOP28では化石燃料の今後の取り扱いに関する最終合意文書の文言が最大の争点となっている。
3人の関係者はロイターに対し、書簡が本物だと確認した。OPECは加盟国との公式なやり取りについてコメントを控えたが、加盟国やパートナーに助言を続けているとした。
書簡は5日に公表された合意文書の草案に言及。「化石燃料の段階的廃止案が依然として含まれており、化石燃料に対する不当かつ不相応な圧力が取り返しのつかない結果をもたらす転換点に達する可能性がある」と指摘した。
8日には別の草案も発表された。新たな草案には「利用可能な最善の科学に沿った化石燃料の段階的廃止」や「排出削減対策をしていない化石燃料」の段階的廃止で合意する案のほか、化石燃料に全く言及しない案など、さまざまな選択肢が含まれている。
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