Florence Tan

[シンガポール 4日 ロイター] - アジア時間の原油先物は反発。イスラエルがパレスチナ自治区ガザに攻撃を再開し、中東の緊張が再び高まっていることを受けて供給不安が強まった。ただ、産油国でつくる「OPECプラス」の自主減産や世界的な燃料需要の伸びを巡る不透明感が相場の先行きに影を落としている。

0018GMT(日本時間午前9時18分)現在で、北海ブレント先物は0.28ドル(0.4%)高の1バレル=79.16ドル。米WTI先物は0.29ドル(0.4%)高の74.36ドル。

ガザでイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が再開し、米軍は紅海の国際水域で商業船3隻が攻撃を受けたと発表。イエメンの親イラン武装組織フーシ派は、同水域でイスラエルの船舶2隻をドローン(無人機)とミサイルで攻撃したと発表した。

CMCマーケッツのアナリスト、ティナ・テン氏はイスラエルとハマス戦闘再開によって原油相場に上昇の勢いが増したと指摘。「しかし、中国の景気回復が期待外れであることや米国の生産拡大によって原油相場は引き続き圧力に押されるかもしれない」と予想した。

RBCキャピタルのアナリストは、OPECプラスの自主減産に関連する明確なデータが出てくるまで、原油市場は不安定でおそらく方向感の定まらない状況が続くと予想した。

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