訂正8月実質消費支出は前年比＋2.3％、市場予測上回る

　総務省が７日発表した８月の家計調査によると、２人以上の世帯の実質消費支出は前年比２．３％増となった。２０１４年９月、都内の商業施設で撮影（２０２５年　ロイター／Yuya Shino）

(本文２段落目の７月を８月に訂正しました)

Tetsushi Kajimoto

［東京　７日　ロイター］ - 総務省が７日発表した８月の家計調査によると、２人以上の世帯の実質消費支出は前年比２．３％増となった。４カ月連続の増加。７月の１．４％から加速して、１世帯当たりの消費は３１万３９７７円となった。

８月（訂正）は、食料品、住居および家具・家事支出が減少したものの、猛暑でエアコンの電気代等の光熱水道費が支出を押し上げた模様だ。交通・通信や、教養娯楽等も押し上げに寄与した。

ロイターの事前予測調査では同１．２％増が予想されていた。

季節調整済み実質消費支出は前月比０．６％増だった。

個人消費は、生鮮食品や資源価格が落ち着いてきて、実質賃金をプラスに押し上げるなど緩やかに持ち直しているとみられる。ただ、食料品・電気代などが高止まりしており、賃上げ効果を相殺している。

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＊総務省の発表資料は以下のＵＲＬでご覧になれます。　　http://www.stat.go.jp/data/kakei/index.htm

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