フォードのサプライヤーで火災、事業に数カ月間影響へ＝ＷＳＪ

５月６日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）はアルミニウムリサイクル世界最大手ノベリスのオスウェゴ工場（ニューヨーク州）で発生した火災により、フォードなどの自動車メーカーの事業が数カ月にわたって混乱する見通しだと伝えた。ミシガン州ディアボーンのフォード本社で３月撮影（２０２５年　ロイター/Rebecca Cook）

[６日 ロイター] - 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）は６日、アルミニウムリサイクル世界最大手ノベリスのオスウェゴ工場（ニューヨーク州）で発生した火災により、フォードなどの自動車メーカーの事業が数カ月にわたって混乱する見通しだと伝えた。

同工場のアルミニウムの最大のユーザーであるフォードは、月内に四半期決算を発表する際に潜在的な影響を説明する見込みという。

ノベリスは、９月１６日にオスウェゴ工場で火災が発生したが、負傷者はいなかったと報告している。

インドのヒンダルコが所有するノベリスは６日、ロイターに対し、２０２６年第１・四半期までに工場の操業を再開する予定だと明らかにした。

現代自動車の北米部門は、火災に関連した自動車生産への影響はないと述べた。

ノベリスのアルミニウムに依存しているフォード、ステランティス、トヨタ、フォルクスワーゲンからは今のところコメントを得られていない。