NY外為市場=ドル上昇、米GDP上方改定受け

ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対し上昇した。朝方発表された第2・四半期の米国内総生産(GDP)確報値は上方改定され、連邦準備理事会(FRB)が将来の利下げに慎重になる可能性を示唆した。5月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ニューヨーク 25日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対し上昇した。朝方発表された第2・四半期の米国内総生産(GDP)確報値は上方改定され、連邦準備理事会(FRB)が将来の利下げに慎重になる可能性を示唆した。
第2・四半期の米GDP確報値は年率換算で前期比3.8%増に改定され、ほぼ2年ぶりの大幅な成長率となり、市場予想の3.3%増を上回った。
ドル/円は0.58%高の149.77円で、8月1日以来の高値を付けた。
ユーロ/ドルは約2週間ぶり安値を付けた後、終盤の取引では0.66%安の1.1659ドル。
主要通貨に対するドル指数は0.68%高の98.50で、2週間ぶりの高値を付けた。
スタンダード・チャータード・バンクのグローバルG10為替調査・北米マクロ戦略責任者スティーブ・イングランダー氏は「誰もが幾分ドルショートとしていたようだ」と指摘した。また、「われわれの1年先金利水準見通しは、市場予想を上回る。なぜなら最近のデータが示すように、労働市場の減速と、GDPなどの数字の間に大きな乖離があると考えるからだ」と述べた。
この日もFRB当局者の発言が相次いだ。カンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁は、先週の利下げ決定は雇用市場の好調維持に必要だったとの見解を示した。
シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、インフレ率がFRBの目標を上回り、望ましくない方向に向かっている間は、追加緩和に消極的な姿勢を示した。
ミランFRB理事は、 FRB当局者の根拠のないインフレ懸念に基づく高金利のため、米経済は衝撃に対しぜい弱になっているとの考えを示した。
ドルはスイスフランに対し0.6%上昇し、2週間ぶり高値を付けた。
スイス国立銀行(中央銀行)は、政策金利を0%に据え置いた。中銀はトランプ米大統領の関税で2026年の国内経済の見通しが悪化したと警告した。
ドル/円 NY午後4時 149.77/149.78
始値 148.78
高値 149.92
安値 148.81
ユーロ/ドル NY午後4時 1.1660/1.1661
始値 1.1746
高値 1.1747
安値 1.1646
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