ニュース速報
ビジネス

英総合PMI、9月速報51.0に低下 新たな増税を警戒

2025年09月23日(火)18時54分

 S&Pグローバルがまとめた英国の9月の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.0と、8月の53.5から低下した。写真はリーブス財務相。18日撮影。代表撮影(2025年 ロイター)

[ロンドン 23日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた英国の9月の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.0と、8月の53.5から低下した。リーブス財務相が11月に発表する次期予算で新たな増税が盛り込まれる可能性があることを踏まえ、英国企業は勢いと自信を失っている。雇用を削減したことも示された。

ロイター調査では53.0が予想されていた。

今後12カ月の企業楽観度を示す指数は、6月以来の低水準に落ち込んだ。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのチーフ・ビジネス・エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏「さらなる増税が必要との観測が強い中、企業の期待が再び悪化したことは驚くことではない」と指摘。「景況感が改善しない限り、金利見通しにかかわらず、今後数カ月の間に経済が力強い成長を遂げることはないだろう」とした。

サービス部門PMIは8月の54.2から2カ月ぶり低水準の51.9となった。製造業PMIは46.2と、8月の47.0から低下し、4月以来の低水準となった。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

解熱鎮痛剤の自閉症リスク、証拠なしとEU WHOは

ワールド

ロの領空侵犯を非難、NATO「防衛にあらゆる軍事的

ワールド

ロシア、核軍縮条約を失効させるのはリスクと指摘 米

ビジネス

OECD、25年世界成長率3.2%に引き上げ 米関
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に...「少々、お控えくださって?」
  • 2
    筋肉はマシンでは育たない...器械に頼らぬ者だけがたどり着ける「究極の筋トレ」とは?
  • 3
    数千円で買った中古PCが「宝箱」だった...起動して分かった驚きの中身
  • 4
    燃え上がる「ロシア最大級の製油所」...ウクライナ軍…
  • 5
    「日本を見習え!」米セブンイレブンが刷新を発表、…
  • 6
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ…
  • 7
    「より良い明日」の実現に向けて、スモークレスな世…
  • 8
    「汚い」「失礼すぎる」飛行機で昼寝から目覚めた女…
  • 9
    米専門職向け「H-1B」ビザ「手数料1500万円」の新大…
  • 10
    【クイズ】世界で2番目に「コメの消費量」が多い国は…
  • 1
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に...「少々、お控えくださって?」
  • 2
    数千円で買った中古PCが「宝箱」だった...起動して分かった驚きの中身
  • 3
    「何だこれは...」クルーズ船の客室に出現した「謎の物体」にSNS大爆笑、「深海魚」説に「カニ」説も?
  • 4
    筋肉はマシンでは育たない...器械に頼らぬ者だけがた…
  • 5
    【動画あり】トランプがチャールズ英国王の目の前で…
  • 6
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ…
  • 7
    「日本を見習え!」米セブンイレブンが刷新を発表、…
  • 8
    燃え上がる「ロシア最大級の製油所」...ウクライナ軍…
  • 9
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
  • 10
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 6
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 7
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 8
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 9
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 10
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中