午前の日経平均は反発、米株高を好感も見極めムードで上値重い

9月10日、午前の東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比225円00銭高の4万3684円29銭だった。前日の米国市場で主要3株価指数が上昇した流れを引き継いだ。写真は都内で6月撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
[東京 10日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比225円00銭高の4万3684円29銭だった。前日の米国市場で主要3株価指数が上昇した流れを引き継いだ。
買い一巡後はもみ合いとなり、上値追いの展開にはならなかった。市場では、自民党総裁選の行方や、11日に公表される米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとの声があった。
日経平均は53円高と小幅反発で寄り付いた後、274円高の4万3733円69銭まで上昇した。買い一巡後は4万3600円前後でもみ合い、上値の重さが意識された。
T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフストラテジストは「自民党総裁選、米連邦準備理事会(FRB)の利下げなど、いろんな投資家の思惑が交錯し、相場全体としてはちぐはぐな動きとなっている」と話す。市場ではFRBの利下げ観測を裏付けるとして8月の米CPIへの関心が高く、見極めムードが広がりやすいという。
主力株ではソフトバンクグループ、フジクラが5%超高、アドバンテスト、コナミグループが2.5─3%超高で、4銘柄で日経平均を300円程度押し上げた半面、ファーストリテイリング、ダイキン工業は0.5─1.50%超安だった。
循環物色や個別材料株を買う動きは活発だった。このところ軟調だったフジクラなどの電線株や銀行株が買われたほか、米アクティビストが上位株主3社に入ったと報じられた関西電力が6%超高となった。前日に下方修正や決算を発表した三井ハイテック、ビューティガレージはそれぞれ13%超安、6%超安となった。
TOPIXは0.36%高の3133.34ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は2兆1101億7700万円。東証33業種では、値上がりは非鉄金属、電気・ガス、情報・通信、銀行など19業種、値下がりは輸送用機器、繊維製品、鉄鋼など14業種だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが955銘柄(58%)、値下がりは576銘柄(35%)、変わらずは88銘柄(5%)だった。
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