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アップル、薄型「iPhoneエア」発表 高密度バッテリー搭載

2025年09月10日(水)05時50分

米アップルは9日、恒例の秋の製品発表イベントを開催し、高密度バッテリーと最新プロセッサを搭載した超薄型の新型iPhone「Air(エア)」(写真)を披露した。同日撮影(2025年 ロイター/Manuel Orbegozo)

Stephen Nellis Aditya Soni

[クパチーノ(米カリフォルニア州) 9日 ロイター] - 米アップルは9日、恒例の秋の製品発表イベントを開催し、高密度バッテリーと最新プロセッサを搭載した超薄型の新型iPhone「Air(エア)」を披露した。

アップルによると、同モデルはこれまでで最も耐久性の高いiPhoneであり、ティム・クック最高経営責任者(CEO)は「ゲームチェンジャー」になると評した。販売価格は999ドルからと、アナリストの予想通り同社の他のモデルの中間価格帯とした。

アナリストはロイターに対し、iPhone「Air」がサムスンの折り畳み型スマホ(第7世代)との競合に向けた足がかりになる可能性があると指摘。PPフォーサイトのアナリスト、パオロ・ペスカトーレ氏は「長い間変化に乏しかったiPhoneに新鮮さをもたらすことになる」と述べた。

また、主力スマートフォンの「iPhone17」と「iPhone17Pro」も発表。販売価格は、iPhone17の256GBモデルが799ドルから、iPhone17Proの256GBモデルが1099ドルからとした。

さらに、リアルタイム翻訳機能を搭載した新型のワイヤレスイヤホン「AirPods Pro(エアポッド・プロ)3」のほか、血圧モニターを搭載した最新の腕時計型端末「アップルウオッチ」も発表した。

AirPods Pro3の価格は前モデルから据え置きの249ドルで、今月19日に発売される予定。

アップルの株価は、午後の取引で約1.6%下落している。

ロイター
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