ニュース速報
ビジネス

VW、来年発売の小型EVに「ポロ」のブランド名を採用

2025年09月04日(木)10時32分

ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は3日、計画している電気自動車(EV)の小型ハッチバックに「ポロ」のブランド名を採用すると発表した。写真は6月28日撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

[フランクフルト 3日 ロイター] - ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は3日、計画している電気自動車(EV)の小型ハッチバックに「ポロ」のブランド名を採用すると発表した。以前「ID.2」と呼ばれていた同車は、中国勢との競争をかわす取り組みにおいて重要なモデルと位置付けられている。

ID.ポロの価格は基本仕様車が2万5000ユーロ(2万9267ドル)未満に設定される見通しだ。VWによると、来週ドイツ・ミュンヘンで開催されるIAA自動車ショーで披露されるが、2026年の正式発売までは詳細は公開されないという。

VWブランド担当取締役のトーマス・シェーファー氏は声明で「当社のモデル名は人々の心に深く根付いている。だから良く知られた名前を未来に引き継ぐ。ID.ポロはその始まりに過ぎない」と述べた。

アルノ・アントリッツ最高財務責任者(CFO)は今年、ID.2が内燃エンジン車と同等の利益率を達成する同社初の電池式EV(BEV)になる可能性を示した。

ポロの昨年の販売台数は47万2000台で、VWブランド車の販売台数全体の約10%を占めた。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米国務長官、メキシコとの安全保障協力を「最も緊密」

ワールド

トランプ氏、ロシア・ウクライナ和平実現へコミット=

ワールド

米カリフォルニア州で山火事、ゴールドラッシュ時代の

ワールド

米ウクライナ、共同投資基金の初会合開催=ウクライナ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:豪ワーホリ残酷物語
特集:豪ワーホリ残酷物語
2025年9月 9日号(9/ 2発売)

円安の日本から「出稼ぎ」に行く時代──オーストラリアで搾取される若者たちの実態は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニングをする女性、異変を感じ、背後に「見えたモノ」にSNS震撼
  • 2
    「見せびらかし...」ベッカム長男夫妻、家族とのヨットバカンスに不参加も「価格5倍」の豪華ヨットで2日後同じ寄港地に
  • 3
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体」をつくる4つの食事ポイント
  • 4
    「よく眠る人が長生き」は本当なのか?...「睡眠障害…
  • 5
    【動画あり】9月初旬に複数の小惑星が地球に接近...…
  • 6
    Z世代の幸福度は、実はとても低い...国際研究が彼ら…
  • 7
    【クイズ】世界で2番目に「農産物の輸出額」が多い「…
  • 8
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 9
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動…
  • 10
    上から下まで何も隠さず、全身「横から丸見え」...シ…
  • 1
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が下がった「意外な理由」
  • 2
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動ける体」をつくる、エキセントリック運動【note限定公開記事】
  • 3
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体」をつくる4つの食事ポイント
  • 4
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ…
  • 5
    豊かさに溺れ、非生産的で野心のない国へ...「世界が…
  • 6
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 7
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
  • 8
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害…
  • 9
    首を制する者が、筋トレを制す...見た目もパフォーマ…
  • 10
    上から下まで何も隠さず、全身「横から丸見え」...シ…
  • 1
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大ベビー」の姿にSNS震撼「ほぼ幼児では?」
  • 4
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 5
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果…
  • 6
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 7
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 8
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 9
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 10
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中