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フォードの電池工場、従業員が労組結成支持 UAWが主張

2025年08月28日(木)15時43分

 8月28日、全米自動車労組(UAW)は27日、米自動車大手フォードのバッテリー合弁会社の工場で行った投票で労組結成が支持されたと表明した。写真は、オランダ・アーネムのフォード販売店の外に掲げられたロゴ。2月撮影(2025年 ロイター/Piroschka van de Wouw)

Nora Eckert

[デトロイト 28日 ロイター] - 全米自動車労組(UAW)は27日、米自動車大手フォードのバッテリー合弁会社の工場で行った投票で労組結成が支持されたと表明した。

ただ、UAWが正当性に異議を唱えている41票については「経営側が票を水増しして選挙結果を歪めようとしたものだ」と主張。

「フォードは選挙結果を覆そうとする反民主的な行動を直ちにやめるべきだ」とし、経営側に対し、生産・保守部門の過半数の従業員が労組結成を支持したことを認めるよう求めた。

投票が行われたのは、フォードと韓国SKオンの合弁会社「ブルーオーバルSK」のケンタッキー州にある電気自動車(EV)用バッテリー工場。

全米労働関係委員会(NLRB)とフォードは現時点でコメントを出してない。

UAWは自動車の電動化が進む中、EV工場での労組拡大を目指している。

ロイター
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