中国コスコ、パナマ港湾買収企業連合に参加も 拒否権要求=BBG

7月22日 ブルームバーグ・ニュースは21日、中国国有海運会社の中国遠洋海運集団(コスコ)が、香港の実業家である李嘉誠氏の海外港湾を買収するグローバルコンソーシアム(企業連合)への参加を検討しており、拒否権または同等の権利を要求していると伝えた。写真は2024年11月、香港・葵涌地区で撮影(2025年 ロイター/Tyrone Siu)
[21日 ロイター] - ブルームバーグ・ニュースは21日、中国国有海運会社の中国遠洋海運集団(コスコ)が、香港の実業家である李嘉誠氏の海外港湾を買収するグローバルコンソーシアム(企業連合)への参加を検討しており、拒否権または同等の権利を要求していると伝えた。
コスコは中国の利益を損なう可能性のある決定を阻止するためにそうした権利が重要だと主張しているという。
ブルームバーグによると、李氏の長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス)と、米ブラックロックの傘下企業などで構成するコンソーシアムは、コスコがこの案件に対する完全な情報アクセス権を持つことで合意した。
このコンソーシアムは、パナマ運河沿いにある戦略的に重要な2港を含む港湾買収を目指している。
ロイターは今のところ、各社からコメントを得られていない。