EU、商船三井のLNGタンカーを対ロシア制裁から除外

欧州連合(EU)は、商船三井が運航管理するタンカー3隻を対ロシア制裁の対象から除外した。これらのタンカーが、ロシア産液化天然ガス(LNG)の取り扱いを停止するという確約を得たためとした。2022年3月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[モスクワ 22日 ロイター] - 欧州連合(EU)は、商船三井が運航管理するタンカー3隻を対ロシア制裁の対象から除外した。これらのタンカーが、ロシア産液化天然ガス(LNG)の取り扱いを停止するという確約を得たためとした。
制裁対象になっていたのは、「ノースムーン」、「ノースオーシャン」、「ノースライト」。ロシアのヤマルLNGプラントから輸送し、北部ムルマンスク港付近で別の船舶へ積み替えをしていたとされる。対ロシア制裁第18弾の中で制裁を解除された。
欧州委員会はウェブサイトで「3隻のタンカーが、ヤマルおよびアークティック2プロジェクトからのロシア産エネルギーの輸送に今後従事しないという確固とした約束を受け」制裁対象リストから除外したと述べた。