ルイ・ヴィトン、顧客約41.9万人の情報漏えい 香港当局が調査

7月22日 香港の個人情報保護委員会(PCPD)は21日、仏高級ブランドLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)の主力ブランド、ルイ・ヴィトンの顧客約41万9000人に影響するデータ漏えい事件を調査していると発表した。写真は2023年12月、香港・尖沙咀で撮影(2025年 ロイター/Tyrone Siu)
[香港 21日 ロイター] - 香港の個人情報保護委員会(PCPD)は21日、仏高級ブランドLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)の主力ブランド、ルイ・ヴィトンの顧客約41万9000人に影響するデータ漏えい事件を調査していると発表した。
漏えいした情報には、氏名、パスポート情報、住所、メールアドレス、電話番号、購入履歴、製品の好みなどが含まれていた。ルイ・ヴィトンは声明で、決済情報には影響がないと述べた。
同社は6月13日にコンピューターシステム上の不審な動きに気づき、7月2日に香港の顧客が影響を受けていることを発見。17日になって当局に通報したという。
現在「関係規制当局および影響を受けた顧客」と協力していると説明した。
同社は今月、韓国と英国でも同様の問題を届け出ていた。