借入コスト上昇、英国だけの問題ではない＝中銀総裁

　イングランド銀行（英中央銀行）のベイリー総裁は２２日、英政府による借入コストの上昇は他国の状況と乖離しているわけではないと述べた。ロンドンで１５日撮影（２０２５年　ロイター／Isabel Infantes）

[ロンドン ２２日 ロイター] - イングランド銀行（英中央銀行）のベイリー総裁は２２日、英政府による借入コストの上昇は他国の状況と乖離しているわけではないと述べた。

議会財務委員会で「現在、イールドカーブのスティープ化が進行している」と指摘。「重要なことは、これは世界的な現象だということだ。この国だけの現象ではない」と述べた。

借入コストの上昇は、通商政策による世界貿易への影響を巡る懸念や財政政策の不透明感によってもたらされているという。