ニュース速報
ビジネス

中国BYD、ハンガリー工場のバス生産3倍に 9400万ドル投資

2025年06月30日(月)11時42分

 中国電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD) は、ハンガリー北部コマーロムの新工場で320億フォリント(約9400万ドル)を投じ、電動バス・トラックの生産能力を現在の3倍となる年1250台に増やす見通しだ。同社ロゴの資料写真。北京で昨年4月撮影(2025年 ロイター/Tingshu Wang)

[ブダペスト 27日 ロイター] - 中国電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD) は、ハンガリー北部コマーロムの新工場で320億フォリント(約9400万ドル)を投じ、電動バス・トラックの生産能力を現在の3倍となる年1250台に増やす見通しだ。ハンガリーのシーヤールトー外務貿易相が27日に公表した。

ハンガリーは右派のオルバン政権下で、中国の重要な貿易・投資パートナーとなってきた。欧州の一部の国が対中依存軽減を検討しているのとは対照的だ。

シーヤールトー氏は声明で「われわれハンガリー国民は、東西協力を脅威ではなく大きな機会と捉えている」と強調。ハンガリー政府は補助金31億フォリントでこの工場を支援する見通し。 BYDはハンガリー南部でもEV工場を建設中。研究開発拠点も設置する見通し。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

韓国、米関税一時停止の延長求める方針 7月9日以降

ビジネス

住宅着工5月は62年ぶり低水準、省エネ義務化前駆け

ワールド

英GDP、第1四半期確報は前期比+0.7% 1年ぶ

ビジネス

コラム:日本車で強さ際立つトヨタ、関税課される米国
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本のCEO
特集:世界が尊敬する日本のCEO
2025年7月 1日号(6/24発売)

不屈のIT投資家、観光ニッポンの牽引役、アパレルの覇者......その哲学と発想と行動力で輝く日本の経営者たち

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 2
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた発見の瞬間とは
  • 3
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。2位は「身を乗り出す」。では、1位は?
  • 4
    メーガン妃への「悪意ある中傷」を今すぐにやめなく…
  • 5
    突然ワニに襲われ、水中へ...男性が突いた「ワニの急…
  • 6
    普通に頼んだのに...マクドナルドから渡された「とん…
  • 7
    砂浜で見かけても、絶対に触らないで! 覚えておくべ…
  • 8
    自撮り動画を見て、体の一部に「不自然な変形」を発…
  • 9
    突出した知的能力や創造性を持つ「ギフテッド」を埋…
  • 10
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々と撤退へ
  • 3
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 4
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 5
    定年後に「やらなくていいこと」5選──お金・人間関係…
  • 6
    夜道を「ニワトリが歩いている?」近付いて撮影して…
  • 7
    突然ワニに襲われ、水中へ...男性が突いた「ワニの急…
  • 8
    サブリナ・カーペンター、扇情的な衣装で「男性に奉…
  • 9
    飛行機内で「最悪の行為」をしている女性客...「あり…
  • 10
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 6
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 7
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 8
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 9
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 10
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中